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国登録文化財を楽しむ/兵庫県立舞子公園 旧木下家住宅(VR映像で見てみよう!)

兵庫県立舞子公園のやや北側、住宅街の中に美しい木々に囲まれた旧木下家住宅はあります。
もとは又野良助氏が私邸として昭和16年に竣工した数寄屋造近代和風住宅で、昭和27年に木下家(木下吉左衛門氏)の所有となり、平成12年に故木下吉治郎氏のご遺族から兵庫県が寄贈を受けました。
阪神・淡路大震災以後、姿を消しつつある阪神間の和風住宅のなかで、創建時の屋敷構えをほぼ完全に残す貴重な建物として、平成13年12月に国の登録有形文化財に登録されました。

舞子公園やや北側の小高い丘の上

旧木下家住宅は住宅街の中の少し小高い丘の上にあります。
JR舞子駅から徒歩5分ほどですが、入口から玄関へ続く小径を登っていくにつれ、たくさんの木々に囲まれているからでしょうか、とても静かで落ち着いた空気に包まれる感じがします。

VR映像で体験したら実際に訪れたくなるところ

兵庫県立舞子公園/旧木下家住宅

最初に真ん中の再生ボタン(▶)を押すとツアーが動き出します。画面の左下にツアーの自動再生ボタン< ▶ >もでてきます。自動再生ツアーは設定したポイントからポイントへ切り替わっていきますので、順番に進みたい場合は見たいところをクリックしながら進んでください。また、自動再生中でも好きなところでマウスクリック、またはタップするとそこから自由に動きまわることができます!

VR映像で全体の作りを立体で見てみると、主屋を挟んで陽当たりのよい南向きの美しい前庭があり、お客さまをお招きする応接室からの眺めがとても素晴らしく、北側には茶室の窓から見える趣のある中庭が造られているH字型となっています。
建物の細部は数寄屋造りの流れを汲む多様な素材の組み合わせで、とても繊細に造られています。特に、竹と桐がこの建物を表現する基本の材料として使用されています。
随所に散りばめられた繊細で美しい造作はVR映像でもご覧いただけ、また実際に足を運んでみると旧木下家住宅の持つ空気感や邸宅の歴史、当時どのように使われていたかなどを五感で感じることができ、より一層楽しめます。

四季折々の庭園の美しさ

旧木下家住宅では毎月お茶会も催されており、何度も訪れたくなる邸宅です。建築に興味のある方も、一人時間を大切に過ごしたい方も必見の価値ありです。


兵庫県立舞子公園 旧木下家住宅
JR「舞子駅」下車 徒歩5分
山陽電車「舞子公園駅」下車徒歩5分
詳しいご利用案内はこちら


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