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自分たちの町は自分たちで守る!学生消防団に所属する神戸学院大学の学生が抱く熱き想い

学生消防団に所属している神戸学院大学の学生たち

神戸市の人工島、ポートアイランド。神戸空港にほど近い、キャンパス地区にある神戸学院大学。
神戸ならではの海が近く開放的なロケーションのキャンパスに集まってくれたのは、神戸市水上消防団港島分団大学部に所属する、特別職の地方公務員の肩書を併せ持つ神戸学院大学の学生です。消防団の制服に身を包み、きびきびした動きがとてもかっこいい!!

制服を着ると、スイッチが入る!

消防団員は、普段仕事を持っている会社員や自営業の方、学生、主婦など、自分たちの町は自分たちで守る!という思いを持った一般市民が参加し、防災や安全に関する様々な活動をしています。防災だけでなく、神戸マラソンなど身近な地域のイベントでも大活躍しています。
今回集まっていただいた神戸学院大学のみなさんも、色々な学部に所属し、普段は学業やアルバイトなど青春を謳歌しながら学生生活を送っている学生たち。とにかく動きがとてもきびきびしていて、もしかすると厳しい訓練があるのか?と聞いてみましたが、決してそんなことはありませんでした!ただ、消防団の制服を着ると身も心も引き締まり「スイッチがはいる」とのこと。背中に「KOBE」を背負っての活動はキリリとしますよね。

震災を知らない若者たちが思う神戸、そして未来

日々の暮らしの中で何も起こらないことが一番の願いですが、何かが起こってからでは間に合いません。普段から訓練し備えているからこそ、いざというときにも迅速に対応できるというもの。また、阪神・淡路大震災という大災害を体験した神戸だからこそ、防災の観点で町を守ることの重要性を痛いほどわかっている。そんな思いを、震災後に生まれた、震災を知らない若者たちが繋いでくれています。
消防団活動に参加する彼らの熱い思いをぜひご覧ください。

もっと多くの人に知ってもらうために!

消防団の活動はまだあまり知られていないと感じており、もっとたくさんの人に知ってもらい参加してほしいとのこと。でも大変じゃないの?という声も少なくないのが現状のよう。それについて聞いてみたところ、消防団の活動は実際にやってみたら思っていたほど大変ではないですよ!という答え。厳しい訓練や規律の順守が求められていると思っていたら、決してそうではなく、みんなが自主的に考え、取り組み、その結果が今にあるということ。消防団の活動はこれから社会に出る学生にとってとても貴重な経験と学びがあり、この先の人生への糧にもなることは間違いありません。

インタビューを終えた後のみなさんの爽やかな笑顔がとても印象的でした!今回取材日程の都合で参加いただけなかった学生消防団員の方もおり、取材前に見せていただいた訓練の様子では素晴らしいチームワークで自分のやるべきことをきっちりとこなす姿が感動的でした。惜しみなく自分たちの時間と労力を提供し、町が守られていると思うと感謝の思いでいっぱいになりました。学生消防団のみなさん、神戸の町を守ってくれて本当にありがとうございます。


神戸学院大学
ポートアイランドキャンパス
法学部/経営学部/現代社会学部/グローバル・コミュニケーション学部/薬学部
〒650-8586 神戸市中央区港島1-1-3
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